商品やサービスを販売するプレゼンテーションの方法は、反応率が低下してくると次なる新しいプレゼンテーション方法が出現してきます。
15年位前までは縦長のキラーミニサイトの全盛時代で、向かうところ敵なしに凄い売上をたたき出していました。
しかし、キラーミニサイトの反応が徐々に低下してくると、プロダクトローンチという新しい手法が生み出されました。
簡単に言うと、キラーミニサイトで縦長に情報展示していたものを、横向きにして情報を分割して提示しオーディエンスを巻き込む手法です。
しかし、人は飽きっぽいものです。このプロダクトローンチというプレゼンテーション方法もやがて反応が落ちてきました。
そして出てきたのがウェビナーというプレゼンテーション方法です。
ウェビナーは現在でも高いプレゼンテーション効果を発揮していますが、やがて反応は低下してゆく宿命です。
これらプレゼンテーション方法の変遷の背景にあるのは、オーディエンスが時間を割いて長文を読んだり動画を見なくなっているという変化が大きく影響しています。
ワンタイムオファーへの影響
フロントエンドのセールスレターの変遷は、通称「OTO」と呼ばれるワンタイムオファーにも影響を及ぼしています。
ワンタイムオファーでは「フロントエンドのセールスレターの内容をオーディエンスは理解している」という前提で、動画を用いた短めのセールスレターで要点だけに絞ってオファーしています。
さらに、セールスレターにおいてフロントエンドの後にどのようなワンタイムオファーがあるのかを予告する手法が用いられるようになってきました。
これは以前では考えられない方法ですが、最初の時点で予算化をしたいというオーディエンスの強い希望がそうさせているのだと思います。
すでに英語圏のマーケターのセールスレターには、F.A.Q.コーナーで質問に答えるという形でワンタイムオファーの予告をしているものも見受けられます。
注文ボタンの下に配置したF.A.Q.コーナーに掲載されていて、全体としてどの程度の予算を確保すれば良いのかがフロントエンドを購入する前に解るという仕組みです。
あなたもセールスページ上にワンタイムオファーの予告を試してみることをお勧めします。